コンバージェント・オーディオ・テクノロジーのJL-1などを買取致しました。
お世話になっております!今月は高級オーディオを中心に数多くのコンポ達が入荷しております。その中で気になったのがこちら
国内ではまずお目にかかれないコンバージェント・オーディオ・テクノロジーの超ド級モノブロックパワーアンプJL-1が買取でやってきました。
同社といえば、1985年ごろにケネス・スティーヴンス氏によって立ち上げられたアメリカのオーディオブランドです。
とても職人気質の高いメーカーで、管球式オーディオの製品作りがメインとなっています。
このメーカーの面白いところは設立から10年間、ラインナップはSL-1というプリアンプのみだったという点です。
高級感という言葉とは無縁といえる至ってシンプルなデザイン、使い勝手も別段優れいるわけでもない。にもかかわらず本国のみならず世界のハイエンドユーザーから多くの支持を集め、ロングランモデルとなった理由は、やはり音質にあります。
CATではソリッドステートよりも反応がよく、真空管ならではの温度感を損なわない、そして「何も付け足さず、何も引かない」という原音忠実なアンプ作りを目標としており、まさにその通りに具現化したのがSL-1でした。その実力は瞬く間に各国のオーディオファンに知れ渡り、ここ日本でもマイナー扱いではあるものの、熱狂的な愛用者がいらっしゃいます。
ちなみにSL-1のみのラインナップといっても、現在までまったく変わりなく発売が続けられてきたわけではなく、改良が加えられたMK1~3やSignature、Ultimateなどをはじめ、現行ではSL-1 Legendなど様々な後継機が存在します。ちなみに、いずれも買取では出物が少ない品となっています。
そして今回の買取品、JL-1はファン待望のCAT製パワーアンプの第一作目となったモデルで、SL-1の名声に負けないフラッグシップ機に仕上げられています。
画像では伝わりにくいのですが、一般的な真空管アンプの三台分のサイズにもなる筐体には圧倒されます。本体重量に関してもズバ抜けており、大人二人の力でもかなり苦労するほどです。
大型トランスのほか、CATの拘りでもあるコンデンサーにも良質なもの物が奢られ、いかにも良い音を期待させる内容なのですが、残念ながら買取依頼品はペアのうち片方が電源不良となっておりました。幸い修理対応が出来るレベルの内容だった為、直り次第その実力にせまっていこうと思います!
当店ではCATの買取ご相談も大歓迎となっております。
上記に出てきたSL-1シリーズはもちろん、ステレオパワーアンプのJL-2なども高額査定にて受付中です。
実際に売却をお申し込みいただく際は、こちらの買取の流れのページをご覧ください。
また、とにかくすぐに売却をしたいというお客様は気兼ねなくお電話にてお問い合わせください。