RogersのPM510やアキュのE-303を買取致しました。
お世話になっております!今週も多くのお客様から査定お申し込みを頂き、海外製の希少な珍品から定番の名機品までさまざまな機器をお取引させて頂きました!
その中でも、めったに見ることのできない幻のアンプから、とてもスタイリッシュなオーディオラックなど、魅力的なお品物がたくさんやってきておりますので、今回もそれぞれ紹介していきますね!
まずはこちら、RogersのPM510の買取を致しました。
英国の老舗スピーカーメーカーとして、日本のオーディオ界でも古くから馴染み深い同社。
代表的なモデルといえば、なんといってもコンパクトモニタースピーカーのLS3/5aですね。
BBCがモニタリングに使用するスピーカーの指定にLS3/5aという規格を作り、その基準に従って英国の各SPメーカーから、まったく同じ形と型名を持った製品が数多く発売される現象が起き、その音質の良さからホームオーディオファンの間でも大ヒットとなりました。
現在でも現行ラインナップとして用意しているオーディオメーカーさんは多く存在していて、本国のみならず、ここ日本でもザ・キット屋さんが独自開発したものが新品で購入することができます。
そんな数あるLS3/5aの中でもRogersのものは、最近になってさらに人気が高まっているのが特徴で、初期型のインピーダンスが15Ωものや2008年に復刻された物はプレミア価値がついていたりします。
上記のBBCの流れで、1979年にはパワーアンプを内臓させたアクティブ型の大型スピーカー「LS5/8」が用意されたのですが、これが今回買取させて頂いたPM510のルーツとなるモデルになるようです。本機ではアンプを取り払いハッシプ方式とさせて、おなじみのPPコーンを使った12インチウーファーとツィーターを搭載させたシリーズの中でももっとも大きなサイズを持つハイエンド機でした。翌年にはアップグレードが施された2型もありました。
現在の中古買取の市場ではかなり出物が少なく、とても希少なお品物となっています。
専用のスタンドも付属している状態で、本体も経年を感じさせない素晴らしく綺麗な状態でした。ちなみに本機は初期に作られたのものに限り、バッフルの形状が特殊な形になっており、特に希少価値の高い逸品となっています。
その他に、合わせてご使用されていたアキュフェーズのE-303なども買取致しました。
なつかしのプリメインアンプですね。ハイエンドオーディオの入門として発売されたE-303は機能面の充実化と徹底した音質追及によって人気を博したモデルですね。現行品とはまた違った端正なデザインもまた良いですね!現在でも愛用される方は多く、日本のみならず海外ではさらに需要の高いアンプとなっています。
当店では本機のようなアキュのビンテージ品は高額査定の対象となっております。
特にモノラルパワーアンプの取り扱いには力を入れておりますので、新旧問わずご不要になった機器がございましたら、ぜひ私どもに買取をお申し付けください!