SONUS FABERのスピーカー、Cremonaの買取について
同社のオーディオ工房はヴィチェンツァという町にあります。世界で最も古い劇場のテアトロ・オリンピコなどの歴史的な建造物が数多くならぶ町として有名です。
そこに1980年、イタリアのオーディオメーカーとしてSonus Faber社は誕生しました。
名機、Cremonaについて
スピーカーシステムの巨匠であるフランコ・セルブリンが率いるオーディオメーカー「ソナス・ファベール」から発表されたオーディオ機器「クレモナ」はその名の通り、イタリアにある古い町の名が由来となっています。
3ウェイ・4ユニットスピーカーを搭載したトールボーイ型の非常に美しいスピーカーシステムです。見た目からいかにも美しい音を期待させます。
Cremonaの醍醐味
同社独自のリュートシェイプ・デザイン・スピーカーは特許を取得されています。
その最初の作品だったのがガルネリ・オマージュで、クレモナ市の記念館に寄贈され、展示されるほどフランコにとってクレモナはなじみ深い町でした。
Cremonaのエンクロージャはオマージュシリーズのような鏡面仕上げではありませんが、メイプル7層板でサイドパネルを形成し、全体で32ピースものメイプル無垢材やラミネート板を使用しています。
搭載されているスピーカーユニットはすべて新設計のもので、ツィーターには25mm口径のリングラジエター型の振動板を採用したもので、ミッドバスにはハードペーパー・スライスド・コーンという素材を採用した15cmユニットです。そしてウーファーには2基のパラレルに駆動するダイレクトラジエター方式の3ウェイ・4ユニット構成となっています。
フランコ氏のオーディオ作りの精神である、「スピーカーは楽器である」という考えを証明するかのような音質が特徴の「Cremona」です。自然な音色は楽器のタッチや細かい動作をリアルに聴かせてくれます。
音色のレスポンスは非常にハイスピードで、幅広い音楽ジャンルを柔軟に聴かせてくれます。
ただ明るいだけの音ではなく、豊かな低音と軸に全体的にエネルギーに満ち、バランスの取れた音質です。
Cremonaはトールボーイ型の中でも類を見ない優れたデザインを持ち、音質もソナスファベール独自のもので、この完成度でペアの定価100万円というのはいまでは格安といえるレベルです。
創業者のフランコ・セルブリンがこの世を去り、氏が手がけたモデルということも人気が絶えない大きな理由でもあります。
現在の中古オーディオ市場でも大変需要の高い一台となっております。ハイサウンドでもソナスのスピーカーは入荷間もなく次のオーナー様へ渡ってしまうほど人気の高いブランドとなっており、取扱いの強化対象となっております。
Cremonaの他にも同社のオーディオ機器買取ならお任せください
本ページで紹介させていただいた「Cremona」の他、ソナスファベールは取扱いの対象の中でも特に力を入れているメーカーです。
これまでにもMINIMAやモニターといったブックシェルフ型からGURNERI Mementoなどハイエンド機まで幅広く買取事例がございます。
本機やSTRADIVARI Homageといった大型SP機など、一人では持ち運びできない機材についてもハイサウンドでは喜んで対応させていただきます。
また、フランコ・セルブリン氏が手がけた往年の名作は基本どのモデルも高額査定対象となっています。
一例でいえばElecta Amator、ソナス名義ではありませんがAccordoなども熱狂的なファンが存在します。
スタッフがお客様の元へ直接お伺いさせていただき搬出対応はもちろん、宅配買取についても簡単に売却可能な方法がございます。
まずはお気軽に査定ご依頼ください。