サンスイAU-9500入荷品紹介
こんばんは、あたり前のようになってきましたが、深夜の更新です…
先日、サンスイ製品を買取させていただいた品の続きを紹介していきたいと思います。
今回は、当時最高級機だったプリメインアンプ AU-9500です。
1972年に販売されて定価135000円と、とてもサンスイらしい一台です。
サンスイが選び抜いたパーツをもとに、当時最高の回路技術を駆使して完成させた、最高級プリメインアンプ
サンスイらしく、大型の電源トランスやコンデンサ、ヒートシンクなどが惜しみなく使われており
ツマミは全てアルミ無垢製です。
パワートランジスタのコレクタ電流を従来の1/2に縮小できるパラレル・プッシュ回路。
イコライザー回路は、PNP-NPN-PNPの3段直結イコライザー回路を採用しています。
ズッシリ重いです。
かなり細かく音質操作が出来るので、お客様はコントロールアンプとして使用されていたようです。その為、音出し動作に不安がありましたが、問題なく鳴ってくれました。
もう40年前のモデルになるわけですから、本当に技術力や完成度の高さが伺えますね。
その他、なんと当時の元箱、取り扱い説明書やパンフレットまでありました。この年代はまず出てこないので、ビックリしました。
貴重で素晴らしい状態の品物をお譲りいただき、誠にありがとうございました。
型式 | プリメインアンプ |
定格出力 | ミュージックパワー(IHF):260W(4Ω、1kHz) 実効出力(片ch動作):85W/85W(8Ω、1kHz) 実効出力(両ch動作):80W+80W(8Ω、1kHz) 連続実効出力(両ch動作、定格歪率8Ω、20Hz~20kHz):75W+75W |
全高調波歪率(定格出力) | 0.1%以下 |
混変調歪率 | 0.1%以下(定格出力、70Hz:7kHz=4:1、SMPTE) |
パワーバンドウィズ(IHF) | 5Hz~40kHz |
周波数特性 | 3Hz~80kHz、+0 -1dB(メインアンプ、1W出力時) |
ダンピングファクター | 50(8Ω) |
入力感度/入力インピーダンス (1kHz) |
Phono1:2.5mV/50kΩ Phono2:2.5mV/30kΩ、50kΩ、100kΩ [最大許容入力 300mV、全高調波歪率 0.5%以下] MIC:2.5mV/50kΩ Tuner、AUX(レベル調整可能):100mV/50kΩ Tape Monitor1、2(PIN)(レベル調整可能):100mV/50kΩ Tape Monitor2(DIN):100mV/50kΩ 4ch、N.R.Adaptor:100mV/50kΩ |
出力電圧/出力インピーダンス | Tape Rec1、2(PIN):100mV/1.5kΩ Tape Rec2(DIN):30mV/70kΩ 4ch、N.R.Adaptor:100mV/1.5kΩ プリアンプ(定格出力):0.8V/1.5kΩ [最大出力、全高調波歪率 0.5%以下]:4.5V |
クロストーク(定格出力 1kHz) | Phono1、2:50dB以上 |
ハム及びノイズ(IHF) | Phono1、2:75dB以上 Tuner、AUX:85dB以上 メインアンプ:100dB以上 |
トーンコントロール | Bass(Defeat、150Hz、300Hz、600Hz):±15dB(20Hz)、3dBステップ Midrange(Defeat、750Hz、1.5kHz、3kHz):±5dB(1.5kHz)、1dBステップ Treble(Defeat、6kHz、3.5kHz、2kHz):±15dB(20kHz)、3dBステップ |
ラウドネス(ボリューム -30dB) | 50Hz:+10dB 10kHz:+8dB |
ロー・フィルター | 25Hz、50Hz:-3dB(12dB/oct) |
ハイ・フィルター | 12kHz、6kHz:-3dB(12dB/oct) |
使用半導体 | トランジスタ:58 FET:2 ダイオード:37 |
定格消費電力 | 205W(最大550VA) |
外形寸法 | 幅500×高さ140×奥行347mm |
重量 | 23.3kg |
当店は、ビンテージオーディオも喜んで買取させていただいております。
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