レアなHS-1500やラボラトリーシリーズのM-L10を買取致しました。
こんにちは、2月最初のお知らせです。
まずはこちら、Lo-Dのモニタースピーカー、HS-1500を買取致しました。
とにかく珍しいモデルですね!
そもそもHSシリーズのハイエンドモデル自体、かなり出物が少ないのですが
その中でもHS-1500は当時、あまりにコストと手間のかかる作りから受注生産での販売だったため、現存数がほとんどない希少品となっています。
HS-400で採用された画期的なアルミコーン構造とお決まりのギャザードエッジをまとった30cm口径のウーファーに、カスケード形状のホーンツィーターなど、とても豪華なユニットが取り付けされています。また、それらを担うエンクロージャについても抜かりのない内容で、ここまでやるか!というぐらい強固かつ高級な素材で作られています。おそらく、箱だけでも50キロはありそうです。
スピーカー端子はモニターユースを考慮してかキャノン型となっているので、一般的なターミナルに改造されている個体が多いようです。
お譲り頂いたHS-1500はオリジナルを保っていましたが、残念ながらネットワークの不具合で片方のツィーターから音が出ない状態となっていました。
幸い軽い症状だった為、現在は問題なく音だし出来るようになりましたよ~!
Lo-Dのオーディオ機器といえば本機をはじめ、アンプならHMA-9500、スピーカーだとHS-500が有名ですが、その他にも隠れた名機はたくさんあります。
当店ではそういったマイナー品も適正に査定が可能となっておりますので、ビンテージオーディオの売却もお任せください。
続いてのオーディオこちら、パワーアンプのM-L10です。
HS-1500と年代が近いお品物ですが、こちらは別のお客様から買取させて頂きました。
1979年ごろにVictorの高級オーディオクラスとして、ラボラトリーシリーズが発売されました。
発足当初は泣かず飛ばずといった売れ行きだったようですが、それでも精力的にアンプやスピーカーからカートリッジまで様々なモデルが発表し続け、最終的には多くのヒットモデルを生み出しました。
買取品のM-L10はラボラトリーシリーズ最初のヒット作となったM-7050というパワーアンプの後継機となるモデルです。
コントロールアンプのP-L10と合わせて発表され、当時の同価格帯のアンプの中ではトップクラスの実力を誇る出来で、大きな話題を呼びました。
メンテナンスを行っていないM-L10は大抵の場合、片chの出力に不具合が出るのですが、買取品は特に問題なく動作しています。
外装部分も細かいスレ跡はあるものの、経年から考えればとても綺麗なお品物でした。
ハイサウンドではVictorのオーディオ機器も幅広く取り扱い中です。
中でもSX-1000Laboratoryはまだ買取の実績がない為、査定強化中となっています。
その他にも国産の名機はほとんどのお品物がお取引可能となっておりますので、買い替えや処分の際はお任せください。