B.M.CのCS2を買取致しました。
お世話になっております。1月もあっという間に半月が終わってしまいましたね。毎年この時期は出張買取のご依頼が多く、各地に飛び回る日が続いています。
最近入荷したお品物で気になった一台はこちら!
ドイツの新生オーディオブランド、B.M.CのCS2が買取でやってきました。
同社のオーナーであるカルロス・カンダイアス氏といえば、幼少のころから音楽やオーディオの世界にのめりこみ、大学時代には既に自身のオーディオメーカー「カンダイアス エンジニアリング」を立ち上げ、既製品の改良やオリジナルのアンプを作り上げていたという、オーディオ作りの鬼才と謳われる人物です。
また、かつてはCECの製品開発を担当していた時代もあり、ここ日本でも多くのファンが存在します。
同氏が2009年に立ち上げたB.M.Cのランナップはアンプからスタートし、現在はCDプレーヤーやDACも加わりました。本国ではスピーカーも発売されているようですが、日本では正規輸入されていないようです。
いずれも他のメーカーでは見られない独創性の高い内容で、ハイエンドとしては手ごろな価格でありながら、実力は価格の域をはるかに超えるものばかり。今とても注目度の高いブランドとなっています。
今回買取させて頂いたCS2はプリメインアンプです。
デザインは先代機のC1譲りで大きな変更は見られませんが
やはりこの風貌、機械好きには堪らないですよね!
私だったら左右のレベルの針が動いている様を眺めているだけで一日過ごせそうです。
機能面は非常にシンプルで、ボリュームやインプットセレクターといった最小限の操作ノブとそれらを確認するディスプレイのみとなっています。
C1との具体的な違いは、CS2ではパワーアンプとして使用が出来るほか、B.M.CのDACと合わせて使うと自動的に電流伝送のアンプとなるのが最大の特徴となっているようです。
肝心の中身についても、見た目のインパクト以上に凄まじいもので、アンプ・コントロール回路ともにカンダイアス氏ならではの独自技術が詰まっています。
また、スマートな見た目とは裏腹に物量が凄まじく、一人でセッティングするにはかなり気合が必要です。
音質はハイスピードかつ、どの域でもとても自然で誇大な感じはなく、表現力のある一台です。
買取品のCS2はとても綺麗に使用されおり、保護フィルムもついたままの良品でした。こういった新しいモデルの査定の際は、購入時の保証書や説明書が揃っているとプラスポイントとなりますので、売却の際は揃っているかチェックしてみてください!
また、B.M.Cのモデルはすべて買取受付中となっておりますので、買い替えや手放すことをお考えの際はぜひハイサウンドをご利用ください!