Jordan WattsのTypeAやCAVのA10を買取しました。
お世話になります!今週は何か弾けたようにお持込による査定ラッシュが続いています。コンデンサー型をはじめ奇抜で変り種のスピーカーや、往年のプリメインアンプなど、ビンテージを中心に多くの機器が入荷致しております!今回もその中から特に魅力あるモデルを取り上げていきますよ。
まずはとても貴重な一台から!Jordan WattsのTypeAを買取致しました。
斬新かつ音質の良いスピーカーユニットを作ることで有名なジョーダン氏らが作り上げたModul Unitというスピーカーは、とにかく不思議な形をしていることで、オーディオファンを驚かせました。
Jordan Wattsは60年代から、わずか10cmという小ぶりなフルレンジスピーカーを軸に、多くのスピーカーシステムを発売していきます。
基本的にModul Unit以外のユニットを使うことはなく、各モデルの違いはエンクロージャの仕様変更がメインとなっていました。
当時はとても高額なスピーカーユニットだったこともあり、熱心なオーディオマニア向けのものとされていました。
現代のハイファイとはまた違った、独特な魅力を持つサウンドによって好き嫌いがはっきり分かれるスピーカーと言われますが、現在でも多くのファンに愛用され、ビンテージ品としての価値も高まっています。
買取品のTypeAはJordan Wattsの製品の中でもかなり珍しいモデルで、金属で作られたサランネットが目を惹きますね。全体的な大きさはとてもスマートですが、ユニット単体が強力なマグネットを使っているので、結構な重量があります。本機はサブシステムやBGM用として使用される方が多いようです。
残念なことに買取品のTypeAは一本音が出ない状態でしたが、当店ではこのような特殊なオーディオ機器のワケあり品も査定対象となっております!
続けてはこちら、CAVのプリメインアンプのA10を買取致しましたので、ご紹介!
CAVといえば、入門向けのホームシアターセットやヘッドホンといった、手ごろな音響製品の販売によって、一般的にも知名度の高いオーディオメーカーさんだと思います。
最近ではピュア用のハイエンドクラスの開発にも力を入れているようで、大型のフロア型スピーカーをはじめ、真空管アンプなども手がけています。買取品のA10もその内の一つに入る一台で、ソリッドステートと真空管をあわせたハイブリッド型の高級プリメインアンプです。
ハイパワーでありながら繊細さも持った音質で、非常に強固な筐体やレベルメーターにも拘りを感じさせる、コストパフォーマンスの高い内容となっています。
今回はこのA10を2台ご使用されていたオーナー様が、オーディオシステムの見直しということで、査定のお申し込みを頂きました。
それぞれ非常に綺麗で、大切に使用されていたのが良くわかるお品物でした。
本回のような希少性の高いスピーカーを始め、一般的には取り扱いが難しいハイファイ機器の売却ならお任せください。