ESOTERICのP-0VUKを買取しました。
日本の音響メーカーであるTEACの高級オーディオブランド「ESOTERIC」が設立10周年を記念して発表されたP-0。
1997年に発売されたハイエンドCDトランスポート機ですが、本機の開発には非常に長い年月がかかったTEAC入魂の力作です。本機が発売された三年後にはさらに改良を加えたP0sが発表されました。
今回はこちらを買取させて頂きましたので紹介させて頂きます。
CDにはまだまだ読み取りできていない音があるはず。それを最大限まで引き出す最上級の機器を生み出そうというコンセプトで作られた本機は、その考えの通り、素晴らしい音質を実現し現在でも高い評価を受ける一台として、日本のみならず世界のオーディオファイルの憧れのモデルとなっています。
従来のオーディオ用CDプレーヤーとはまったく新しい読み取り方式を採用しており、ディスクの状態を読み取りし、それに適したピックアップの動かし方を判断させ、そこから音楽を再生するという学習機能を持っています。
フルリジット構成とさせた豪華な筐体や音質の優れた回路構成によってメカニズムのS/Nが素晴らしく良く、発売から既に10年以上経った今でも現役で活躍する性能を持っているということで、中古オーディオの買取需要も増すばかりとなっています。
ちなみに、P-0は過去に2度に渡ってアップグレードが行われており、それらを適応したものとそうでないもので査定額が変わります。
今回、ハイサウンドで買取させて頂いたものはVUK-P0のバージョンアップが導入された個体でした。これによってワードシンクの入力を追加することで176.4kHzまでのクロック同期を行えるようになるということで、本機のシリーズ中、一番人気となっている一台ですね。
最終的には当時まだ未発表だったSACD規格にも対応するということでしたが、設計的な問題があり実現することはありませんでした。これが実現されていればSACDプレーヤーとしても最高峰になっていたんでしょうね~
素晴らしい機器をお譲り頂き、誠にありがとうございました。
その他、非常に珍しいパワードスピーカーを始めとした音響機材の査定もご依頼頂きました。これらは後日それぞれこちらのページでご紹介致しますね!
ハイサウンドではエソテリックの製品は高額買取対象となっております。
今回のようなハイエンド品のみならず、入門モデルからオープンリールデッキといったTEACの初期のハイファイ機器に至るまで、年式問わず取り扱い致しております。
また、スピーカーやアンプなどのデッキ類であれば壊れてしまっている状態でもほとんどの場合買取が可能となっておりますので、ぜひ一度、無料の査定ご依頼をお申し込みください!