真空管の音が現役のワケとは?買取も積極実施!
オーディオ機器を使って音楽を聴くという目的は共通していても、オーナーさんがチョイスするシステムは千差万別です。
限られたスペースで音楽を気軽に楽しみたいという方であればミニコンポ。最上のスペックと音質を求めている方であればハイエンド機種といったように人によって理想となるハイファイシステムはまちまちです。
その中で、あえて20世期前半の主流であった真空管で動作するオーディオ機器を手に取る方がいらっしゃいます。
真空管式のオーディオについて興味があるけど調べてみてもいまいちイメージがつかめないという方にカンタンなその魅力と買取にまつわる情報をお知らせ致します!
何故あえて今、真空管?
最新機種や場所をとらないコンパクトな音響機器を選ぶ理由は明確ですが
真空管というあえて時代を遡った技術を採ったオーディオが今も作られ、それを愛用している方で溢れているのは何故なのでしょうか?
それは、音楽性の豊かさや耳にスッと入ってくる心地の良さといった真空管でなければ出せない独特の音質を持っているからこそです。
最新技術が備わったものと比べれば数値的な部分だけで見れば劣るものがほとんどです。
ですがそれはあくまでも計算上のもので、それだけでは語れないのがHi-Fiそして真空管の持つ面白さといえます。
特に往年のジャズやクラシックなどの音源が好きなかたにとって、真空管式オーディオは抜群の相性を誇ります。
買取可能な真空管に関係するお品物
ここからは真空管にまつわるもので買取で高い値がつくお品物を具体的に紹介していきたいと思います!
アンプ
真空管で作られたオーディオ機器には例えばCDプレーヤーなどデッキ類などがありますが、最もポピュラーなのがアンプです。
そして買取おいて絶対的な存在となるのがWEの物。100年以上前に存在した音響の祖と言われる伝説的ブランドで、異常とも言っていいほどの相場の上がりを見せています。
例えば91系(画像はレプリカのもの)のオリジナルと呼ばれる内外部を弄られていないものであれば音が出ない状態でも400万円以上の買取評価がつくことは間違いありません。
そこから音出しが可能で外観もよければ査定額は大幅に上がることも十分考えられます。
その他、新藤ラボをはじめ、三栄無線などの国内の高品質メーカー品も非常に熱いリーセルを見せています。
パーツやキットを提供する国内の工房さんのものも基本的に高い価格で売れやすいです。
トランスなどの部品
真空管に付随するパーツの中でも売れやすいのはトランスになります。
メーカー名でいえばTANGOとTAMURAの二強です。
オーディオ用のトランスといっても電源や出力など色々な種類があるのですがリーセルという部分ではまず一番値が張るのは出力トランスで間違いありません。
1980年代ごろにあった上級品や特注のものが今では廃盤になっていることからプレミアがついていることも。
海外製は売れない?
もちろんそんなことはありません。定番どころではパートリッジを筆頭に、それこそWEのものは単体でも真空管の買取につよいお店であればとてつもない買取値段が付くことも珍しいことではありません。
自分で作ったアンプって売れるの?
これについては売り先によって扱われ方がまったく違ってきます。
一切買取をしていない方針のところもあれば、当店では基本すべて買取が可能です。
ただ個人様が自分で設計されたものについてはそのままでの販売は難しいため、パーツを取り外して単体での売却するのが一般的といえます。
真空管単品でも売れるの?
現在も真空管を作るメーカーは存在しますが、当時物というのはやはり希少価値の高い存在となっています。
出力管に使われるものは基本売れやすく、なかでも300Bはやはり買い手の多さから売り値も非常に安定しています。