SEIKO EPSONのΣ5000を買取致しました。

寺垣氏といえばフリーの天才機械技術者であり、現在も新しい観点から発明続けれれている、物作りのエキスパートです。その熱意は止まることを知らず、80年代に入ると音響機器のメカニズムに注目し、自身の納得いくオーディオ機器の開発を始められました。

今回はその寺垣氏の代表作である、Σ5000が買取でやってきました!

Σ5000

なぜ最初の製品がスピーカーやアンプなどの代表的な物ではなく、プレーヤーだったのか?という点については寺垣氏の公式ページにてコンテンツが掲載されておりますが、買取の紹介させて頂くにあたって一部その内容を抜粋させて頂きます。

アナログ盤を作る工程で溝を掘る時に膨大な力が必要となることに注目した寺垣氏は、これだけの力が加わるということはまだまだ未知の音が詰まっているという可能性を感じ、オーディオテクニカさんと共同で全く新しい究極のレコード再生を可能にするプレーヤー作りを開始されました。

当初は高度な技術を駆使した超高性能なリニアトラッキングアーム搭載の精密機器の完成を目指し、何度も試行錯誤を繰り返した上に形となったオーディオイベントで出展を行うと大きな反響を得たものの、実際にそれを家庭用オーディオとして製品化するにはあまりに非現実的な価格となってしまため、それまでのモデルの根本的な目標を改め、完璧なアナログ動作を極めるモデル、Σシリーズのプロジェクトを開始されました。

寺垣プレーヤーの最大の目標はレコードに秘められている全ての音を取り出すことが最優先とされているため、機械的な精度を徹底的に追求しています。

また最も特徴的といえるのがターンテーブルが斜めに配置されているという点。
また、トーンアームはダイナミックスタティック型となっていますが、通常のアームのようにシェルの付け替え部分を廃して一体型となっています。

トーンアームの部分

これも全てアナログの音を引き出すために考えられたもので、そのほかにも他社製のレコードプレーヤーにはまず見られない独創的な構造がΣ5000には数多く見られます。

Σシリーズは本機の他に下位モデルのΣ2000や、公に発売はされずほとんど生産台数のない幻のΣ3000、この3つのクラスがありましたがいずれも全て生産は完了となっております。

とにかく希少なシリーズで、これまで買取の事例は一切ないプレーヤーです。この度はお取扱させて頂き誠にありがとうございます。

そのほか寺垣スピーカーについても買取はおろか、売却についてのお問い合わせが一度もない状況が続いております。
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もしこちらの買取ページをご覧頂いてる方でΣ5000や寺垣スピーカーの売却先をお探しのお客様がございましたら、ぜひ一度私どもへお見積もりお問い合わせをください!

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