Mark LevinsonのML-2Lやミニチュアパラゴンを買取
オールドレビンソンといえば、今も多くのベテランのオーディオファンの花形的な存在ですね。
日本ではLNP-2の伝説的なエピソードによって、プリアンプの名門という印象が強いかもしれませんが、往年のパワーアンプ群もまだまだ多くのマニアを魅了するモデルばかりです。
今回、買取ご依頼を頂いたお品物はML-2L。
MLASの記念すべきパワーアンプ第一作目のモデルです。
全ての負荷にクラスAのパワーを供給。強力な電源・コンデンサを使い、同世代のプリと同様にプラグイン構造の回路を持つモノラル機です。
発売されたのが1977年なので、もうすぐ40年目を迎えようとしているビンテージ物ですが、現在も骨董的な価値だけでなく、サウンドの面でも現代機に霞むことなく強い魅力を放つ一台です。
真っ黒な筐体と両サイドに生えるヒートシンクの風貌はとにかく厳つく気難しそうな印象を与えますが、実際のサウンドは表情豊かでクリーン。
また、ML-2Lの開発にはジョン・カール氏が携わっているということで、ブランドというよりも同氏の熱烈なファンから支持を受けるアンプでもあります。
オーディオに限らず、ビンテージの世界では型名は同じでも作られた時期によって仕様が違うというのはよくあることですが、ML-2Lに関しても年式によって仕様は様々です。電源部のトランス部をはじめ、トランジスタがモトローラ製から国産に変更されている個体があり、この違いによって買取額もかなりの差がつきます。
買取品のML-2Lは中期にあたるお品物で、特に外観・内部ともに極美品となっておりましたので、過去最高値の金額にてお譲り頂きました!
その他にもユニークなモデルがやってきています。
こちら、オーディオ専門誌「Stereo」の特別企画雑誌に付属するペーパークラフトのミニチュアパラゴンです。 JBLファンにはたまらない一品ですね~!
しっかり再現されているので、作って観賞するだけでも十分楽しめますが、なんとスピーカーも内臓しているので、ちゃんとオーディオしてくれるんですよ!
ちょうど当店のミッドとオリジナルが在庫にあるので、三段重ねにしてみました。
かなりサイズ差がありますが、愛嬌ではミニがダントツです!
最近、往年の名機のミニチュア化が静かなブームとなっているようで、今年、ハーマンからも1/13パラゴンが限定発売されましたが、予約開始から間もなく完売となってしまった為、コレクターズアイテムとなっています。
当店では上記のようなレア物から、通常では買取を断られてしまいがちの扱いづらい特殊品も買い入れが可能な場合がほとんどです。
売るのを諦めていた機材もぜひハイサウンドhttps://highsound.net/までお問い合わせください。