とても珍しいSONYのSS-GR1を買取致しました。

メリークリスマス! そして今年も残すところあと一週間。本当にあっという間ですね~
ハイサウンドでは年末年始も休まず買取業務を行っておりますので、いつでもお気軽にお申し付けください。

さて、今月の買取入荷ですがここ終盤でキャラクターの濃いモデルがたくさんやってきておりますよ!

その内の一つがこちら、SONYのSS-GR1を買取致しました。
SS-GR1

SONYのハイエンドオーディオブランドとして、1978年にスタートしたESPRITシリーズ。
それまでSONYの音響機器といえば本格的なものもありましたが、ほとんどが大衆向けの製品でした。
そこでESPRITからは、そのイメージを払拭かのするように回路から構成パーツまで拘りぬき採算を度外視した品群を用意。
それらは誰でも気軽に手が出せる価格ではなかった為、大ヒットとはなりませんでしたがSONYの本気を感じさせる素晴らしい出来で、今も国内のみならず海外にも熱狂的なマニアが存在します。
そのESPRITシリーズの中でも開発から完成までに3年以上の期間を費やしたとされる独自の平面スピーカーを使ったフラッグシップスピーカー「APM-8」はその強烈な個性と出物の少なさから幻の一台とされています。
中古市場では数年に1ペア出てくればいい方で、状態が良い物だと、とても高額で売買がされています。
また、APM-8のプロトタイプとして横置きスピーカーのAPM-9というモデルも存在したようですが、こちらは実際に発売されることはなかったようです。
過去にユニットだけ外された試作のエンクロージャが出回った話は聞いたことがありますが、完品が存在するのであれば、ぜひ一度目にしてみたいですね!

1990年代に入るとESPRITのモデルは無くなり、代わりとして高級ピュアオーディオのRシリーズが発売されました。

買取させて頂いたSS-GR1はその内の一つに入るもので、当時の最高級スピーカーでした。
この後にはコンデンサー型のSS-R10やスーパーオーディオ規格に対応したSS-1EDといったフラッグシップモデルが発売されていますが、それらにも負けない内容の希少機です。

バッフル部分

本機では平面スピーカーは採用せず、専用設計のコーン、ドーム型のユニットを使用しています。
何十枚もの薄い板を丁寧に重ねて作られるエンクロージャにバッフル一体型のホーン構造、
ネットワークのパーツや配線材には厳選した物を使用するなど、あらゆる箇所が入念に作りこみされています。

裏側

裏蓋の処理もとても綺麗です。

こういったオーディオメーカー各社が究極の物作りに徹していた時代のオーディオ機器は今もほとんどが買取対象となっております。

SONY製品の査定はいつでも大歓迎となっておりますので、中古オーディオ買取専門店のハイサウンド|全国対応 までお越しください。

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