EVのフラッグシップ、Patrician2を買取致しました。

こんにちは!3月最初のブログ更新です。前回に続いて、大変希少なオーディオ機器がやってきておりますのでご紹介させて頂きます。今回はこちら、EVのPatrician2を買取致しました。

Patrician2

現在でもプロ向けのオーディオ機器の分野ではトップブランドの地位に立つEV。
アメリカのスピーカーといえば、西ではJBL、東はEVと言われるほどの古い歴史を持つ老舗ですね。
ウェストコーストのスピーカーといえば、張りのある明るい音質が共通にありますが
EVを代表としたイースト系は逆に落ち着きのある独特な音質を展開しています。

現在はピュアオーディオの製品よりも、プロ向けの音響機器作りに力を入れているようで
一般向けのEV製品はあまり見かけることがなくなりましたが、かつては多くのライバルメーカーと張り合う名機達を世に送りだしていました。
その中でも代表的な存在なのがなんといっても、パトリシアンシリーズです。
初代機はモノラル時代に登場したフラッグシップスピーカー「THE PATRICIAN」から始まり、これまで数種類の後継機が発売されました。
シリーズモデルの共通として、マルチウェイ方式に低音部は大口径のウーファーを使用しているのがポイントとなっています。また搭載しているユニット自体もそれぞれ大変豪華な仕様となっています。
なかでもPatrician800はシリーズ中、最高傑作ともいわれる名品となっており
オリジナルのほかにリバイバル品やレプリカ箱なども存在します。

そして買取品のPatrician2は、シリーズ最後となった一台です。

従来の高級家具調のフォルムから離れ、現代的なデザインに一新。サイズもシリーズ中、最大級のスケールというEVの威信を感じさせる仕上げとなっています。

デザインは当時のライバル機だったDD55000を意識しているようで、バッフル部はグレーカラー、サイドにはウォルナットの化粧板が張り付けされています。この他、デザートカラーの仕様も存在したようです。

背面にはお約束の76cmウーファーを装備しています。これは800にも使われた30Wの強化タイプを採用しています。

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ミッド横に配置されたネットワークの演出が機械好きの私にはたまらないです。

全体的なサイズはかなりの大きさがありますが、奥行きはスマートに処理されているので、大型スピーカーとしては意外にも取り回ししやすいです。音質については大口径ウーファーにありがちなボンつきもなく、音の繋がりも非常に自然な印象を受けます。

オーナー様は購入後、ほとんど使用されなかったということで、使用感がほとんどなく、これ以上にないほどの良品といえる状態でした。買取のご依頼、誠にありがとうございました。

ハイサウンドではEVのオーディオ機器も全般的に買取を行っております。特にパトリシアンはシリーズ全て査定強化中となっておりますので、手放すことをご検討中の方はぜひ当店までご一報ください!

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