ロンドンウェスタンの2080-Aペアを買取いたしました。
初入荷のヴィンテージ品をご紹介いたします!
こちら、Western Electric Londonの2080-Aを買取!
アメリカの劇場システムで大成功を収めたWEは新たな市場の確保のため英国を新天地に選び、すぐさま既存のオーディオシステムを持ち込みますが、1940年代に多額の輸入関税がかかるようになってしまい機材を英国へ輸送するのは困難になってしまいました。
その解決策として取られた処置は大胆なもので、既存のシステムが駄目なら英国でオーディオ機器の生産体制を作ってしまえという発想。1950年代に入る頃にはオリジナルモデルの量産体制を確立させています。
当初の表記プレートにはWestern Electric Londonという名称が与えられていましたが、後にWestrexに変更されました。
ロンドンウェスタンのラインナップのスタートアップとなった記念すべきユニット群はホーンスピーカーユニットの2090やセルラホーンの2092、そして買取品の2080Aなどがありました。
ヴィンテージマニアの方であればご存知の通り、2080Aは515をベースに作られた15インチウーファーです。ウーファーコーンの互換性があるなど、基本設計を受け継ぎつつも素材やダンパーなど細部で変更点があり、双方を手に取ってみるとハッキリわかるほどの重量差があります。
2080Aはわずか数年でフェライトマグネットを使用したFタイプにモデルチェンジとなってしまったため、アルニコのAタイプは現存数はとにかく少なく、当店でも買取のご依頼をいただくのは今回が初めてです。
当店ではロンドンウェスタンやWestrexのオーディオ機器の買取も大歓迎です。
2080Aと同じく288Bをベースにして作られたHFドライバーの2090も英国WEの超希少アイテムとなっています。
本機も見た目は288とそっくりですが、バックチャンバーやリングなどの細かな部分に変更点が多くあり、音質においても歯切れの良い288Bに対して2090Aはかなり滑らかなサウンドという大きな違いがあります。
ビンテージオーディオマニアにはたまらない幻の銘品となっており、中古品の相場は288Bの2~3倍ほど高値となっています。
WEは一時、買取価格が期爆発的に高まりましたが、最近はその勢いは落ち着いてきています。それでもここから今後大きく下がるようなことは考えにくいです。
当店はヴィンテージオーディオの在庫が足りていないため、ヒストリック品を幅広く買い入れ中です。
詳細は当サイトのトップから各案内を閲覧ください。
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