価値が落ちづらいビンテージアナログプレーヤー特集
スペックやサイズの最適化が図られた現代のオーディオ機器が溢れる中、あえて古き良きハイファイシステムを揃えられている方が増えています。
その火付け役となったのがレコードでした。
あまり関心がない方からすれば、なんだか古臭いイメージがあったり、本当にいい音出るの?と思われるかもしれません。
ですがそれは大きな誤解で、バッチリと調整されたアナログプレーヤーの音の良さは一度耳にすればきっと酔いしれてしまうこと間違いなしです!
ビンテージのアナログプレーヤーが持つ魅力
当時欲しくても手に入れられなかった思い入れのモデルもネットの普及によって手に入れやすくなりました。
今一度、憧れだったアナログプレーヤーを手に入れたい。という方や純粋に音に惚れ込んで長年使い続けている方
手にする理由は人それぞれですが、なによりビンテージ品は買取や売りに出す時に値崩れを起こすことがないということも大きなメリットといえるのではないでしょうか。
買取で高値安定の機種一覧
ELECTRO-MESS-TECHNIK(イーエムティー)
鋳物フレームで作られた無骨な見た目が印象に残るEMTのターンテーブル
国内のビンテージオーディオ好きの間では圧倒的といえる使用者を誇っています。
中でも1940年代から70年代にかけて作られたアイドラー式のものは特別に高価な物となっています。
「927ラージスタジオターンテーブル」はその名の通りアイドラーホイールを通して大型モーターで駆動するスケールの大きいモデルで最も買取額が高まっています。
ちなみにこの性能を最大限に引き出すためあわせて作られたトーンアームが「RF-297」でした。
いくつかのバリエーションがあり標準機の927Aから始まり、ダブルアーム仕様の「F」とプロトタイプの「D」という個体も存在したようです。
そもそも927自体が数が少ないため高額な買取価格がついていますが、D型が出てきたらとてつもない査定値になることは間違いありません。
927の弟分にあたる930は基本的な機構は同様ですが、比較的まだ現存台数が多いことと国内の環境に適したサイズ感からあえてこちらを選ぶ方も多い逸品です
トーレンス
音響の分野で特に歴史が長く、今もレコードプレーヤーを主製品としている代表的なメーカーです。
古くの名機にTD124がありますが、今回のプレミアが付いているものに絞るとしたらReferenceが突き出ています。
1979年に開発研究用として後のReferenceとなるプロトタイプを作っていたところ、顧客からどうしても欲しいという声が多く集まり販売にいたった異例の一品です。
この背景から正式な生産台数は不明ですが世界に100台前後の台数が提供されたと伝えられています。
その多くはバブル期だった日本にも出回っていましたが今ではその多くが海外に行っています。
正式な一般向けの最高級品として発売されたのはPrestigeでこちらも程度が良い物は年々買取額が上がっています。
マイクロ
リッジト仕様のコンビネーションプレーヤーで一世を風靡した国産機。
採算度外視の作りは現代ではまず再現不可能といわれ、安定したリセールを維持しています。
ナカミチ
カセットデッキにおいての名が大きすぎるだけに、アナログプレーヤーも作っていたことはあまり知られていないかもしれません。
実は当時のハイテク技術満載の希少機が存在していました!それがTX-1000です。
現在、出回っている中古品の中でもとにかく現存数が少ないことから暴騰中です。
程度がいい物であれば300万以下での買取になることはまずないでしょう!
テクニクス
ダイレクトドライブを普及させたテクニクス。
その中でもSP-10MK3は買取相場が上記の他機種に比べて早い段階から上がり、長らく安定をみせるビンテージの類では比較的ポピュラーな存在です。
その他、アナログプレーヤーの買取もお任せください!
今回は買取値段が安定しているものを特集させて頂きましたが
量産品から自作されたプレーヤーなど買取中です。
レコードのみやトーンアームだけでもお取扱は可能ですのでお気軽にご相談ください。