スピーカー専業メーカーの老舗、Wharfedaleとは?

英国にはオーディオ機器作りを専業にしているメーカーが数多くありますが、その中でも古参にあたるのがWharfedaleです。
現在はQUADやMISSONといった名門を多く抱えているInternational Audio Groupの一員として営業が行われています。

Wharfedaleが得意としたスピーカー

およそ90年近くも前からスピーカーの発展に力を注ぎ続け、Wharfedaleの業績はハイファイ史全体においても大きな影響をあたえています。
それに反して他のUKメーカーと比べると実績は素晴らしくもいまいち認知がされていない、というのが日本においてのWharfedaleの印象でした。

これは単純に初期のモデルがあまり入ってきていなかったというのが大きな要因だとは思います。

それが2000年以降に現れた新世代スピーカーのDIAMOND系の普及によって状況が一変しました。
事実、世界のハイファイ雑誌の批評で絶賛を浴び、実際のユーザーの声からも悪い話を耳にしません。
買取においてもビンテージになる初期のスピーカーはなかなか縁がありませんが、対してDIAMOND系は買取によるお取扱が一気に増えた印象を受けています!

スピーカー発明の天才、ギルバート・ブリッグス

ピアノを得意とする音楽家であり、大のオーディオ好きであった創業者のギルバート・ブリッグスという人物は、自宅の地下を専用ルームに改造して音楽を楽しんでいました。
次第に既存のシステムでは飽き足らず、作業場を設けて自分でスピーカー作り始めてしまいます。
ブリッグスの才は凄まじく、当時ではまだ実らずにいた最先端技術に積極的にチャレンジし、見事にそれをこぎつけます。その代表作がNEW GOLDEN10inchスピーカーでした。
当時、まだアマチュアだった彼の才能を目の当たりにした業界や音好きの人々は驚き、HiFi界隈全体にギルバート・ブリッグスの名が知れ渡るようになりました。

SFB3の逸話

ギルバート・ブリッグスの名声は様々ですがその中でも有名な出来事があります。
今も続くロンドンの大きなホールを貸しきり、そこに当時のメインスピーカーだったSFB3と演奏家を並べ、どちらが本物の音か聴衆に判別させたのです。

結果、それを目の当たりにした人々のほとんどはどちらが本物の音なのかわらず、Wharfedaleの実力を認めました。

 

Wharfedaleの買取対象品は?

現在、古い機種でいえば恐らくAIREDALE、そして最近その復刻版としてヘリテイジが発売されましたが、この二種類はWharfedaleの中でも買取価格の上位になる機種となっています。

最近のタイプに絞ればDENTONも買取募集を強めているお店も多いようです。もちろんこちらでも初期から現行まで買取が可能です。NEW GOLDENなどのユニット単品で出回っていたモデルも買取中ですので自作ユーザー様もぜひお問い合わせください!

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