トレンドを変えたBOW TechnologiesのZZシリーズ
Bo Christensenが率いるデンマークのオーディオメーカー、BOW Technologies。
他メーカーと比べると歴が浅いものの、90年代のハイエンドオーディオのトレンドに大きな影響を与えた実力派で、日本でもすぐにその名が浸透しました。
Bo氏は自身の製品を作るにあたって音決めは当然として、オーディオ機器の見た目の部分もとても重要視しています。
そもそも代表のBo Christensenは1985年にPRIMAREを創業し、BOWを立ち上げる以前から音響のエキスパートと呼ばれる人物です。
その時から音が良くともルームの景観を損なうオーディオは作りたくないという考えを強くもっていて
PRIMAREの初期の製品を見ると判るとおり、常識に囚われない発想豊かな形を取り入れたオーディオ製品をユーザーに提供していました。
その後、運営側との意見の食い違いからPRIMAREを去り、ふたたび自身が考える理想のオーディオを形にするべくBOWの設立をするに至ったようです。
Bo氏の美の観点を損なうのは避けたいという強い気持ちはインダストリアルデザイナーとしてのキャリアを持つことが関係しているようです。
1990年代のハイファイの世界では大きくて重いのがハイエンドの哲学ともいえるような状況でしたが、BOWはそのまったく逆のミニマムを追求し、研ぎ澄まされた音質とあいまって大きな反響を得ることに成功しました。
BOW Technologiesのデビュー機種
1994年にBOWの最初の製品となったインテグレーテッドアンプのZZ-1。
当初は真空管回路のアンプを作りたいと考えていたBOWでしたが、その場合どうしても本体の大きさを抑えることが出来なくなってしまうため
ソリッドステートでありながら真空管式のような音を目指して誕生したのがZZ-1でした。
ディアルモノラル設計でなめらかで聴き疲れしない音質はソナスのガルネリシリーズやコンデンサースピーカーとの組み合わせに定評のあります。
日本でもヒットし今も愛用するユーザーは多く、もちろん買取値が付きます。
同時に発売されたCDプレーヤーのZZ-8
こちらもZZ-1と同様、ユニークかつ凝縮されたサイズ感のZZ-8。
買取において今も探されている方の多い一台です。
フィリップスのCD-R用のメカを使い、やはりアナログのような暖かみのある音に仕上げられていて
デジタルの音がどうしても耳に合わないという方にうってつけともいえます。
BOW Technologiesの買取は全てOK
ZZシリーズの他にWazooなども買取中。
あまり見かけない希少なものや並行で購入したものであっても、ほとんどが買取可能です。
また、ZZシリーズに関しては音が出ない、故障状態でも買取を承っております。