Telefunkenのスタジオモニタースピーカー、O85aを買取

telefunkenの085a

とても希少なテレフンケンの放送局向けスピーカー、O85aを買取致しました。

ステレオ時代の到来に対応すべくテレフンケンが開発した希少モニタースピーカーです。

当時、放送局やマスター音源をレコードに刻む際のサウンドチェック用にO85aが活躍していたそうです。

ぱっと見た印象では時代を感じさせる一般的なレクタンギュラータイプといった感じですが、よくみると背面以外の全ての方向に固定式のサランネットが取り付けされているのが目に付きます。

メンテナンス性を考慮してか背面の蓋は最低限のマイナスネジと蝶番で固定されています。

箇所

 

内部は下の画像の通りで、高域のツィーター、中域のスコーカーを上下左右にそれぞれ8基、その下に30cm口径のウーファーを二基を搭載した物々しい内容です。

O85の内部

高域のユニットはコーンタイプでフレームはプラスチック製、ウーファーはアルニコ 4Ωの仕様

ネットワークはウーファーの下部に設置されています。 スペックについては仕様書によると再生帯域は40Hzから16000Hzで実用最大出力は35W。

一つ曖昧な点としては裏面に取り付けされている小さなタグに085aと表記があるのに対して仕様書ではO85aというモデル名になっています。
恥ずかしながら当店ではどちらが正しいのか把握していないのですが、モデル名について詳しい情報もないのでどちらも正解ということでいいのでしょうか・・・?

最下部にはユニット部の空間とは分けられてテレフンケンのV69というモノラルパワーアンプを納めるスペースがあり、これを組み合わせることでアクティブスピーカーとして使用することもできました。

買取品の085aにも元々はV69が搭載されていたようですが故障を期に取り外してお使いになられていたようです。

V69単体もヴィンテージオーディオの世界では大変な銘品として扱われており、もちろん買取需要もあります。

これだけの年数が経っているとサランネットのほつれやキャビネットに相応のヤレ感はあるもの、現存するO85aの中では良品といえます!

気になる音質はというと、半世紀前のスピーカーとは思えない鮮明な音質に驚かされます。
ジャンルを特定することなく懐深く対応してくれるため、オーケストラから現代のダンスミュージックまで独特の美音を聴かせます。
大編成の再生は得に素晴らしく、一般的なヴィンテージスピーカーのイメージを払拭する完成度のスピーカーです。

当店ではドイツ製のヴィンテージオーディオの買取も実施中です!

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テレフンケンやクラングフィルムのコンポーネントはもちろん、古典真空管なども単体で買取致します。

上記のサイトにていつでも査定受付中ですので、いつでもお気軽にお問い合わせください!

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