ジャーマン・フィジックスの放射型スピーカー、The Carbonを買取
こちら、German PhysiksのThe Carbonを買取させて頂きました!
ドイツのオーディオブランド、ジャーマン・フィジックスはブランド名のとおり、論理的なオーディオ作りを行うプロフェッショナル集団。
感性だけに頼らず緻密な計算をもとに作られるスピーカーは見た目・性能ともに非常に高いレベルを実現しています。
ジャーマン・フィジックスのスピーカーはどのモデルにもきのこのような形をしたユニットが採用されていることが目に付きます。
これは特許技術を元に独自開発されたDDD(Dick’s Dipole Driver)と呼ばれるユニットで、同社のアイデンティティーとなっている部分でもあります。
円錐形の部分は振動版で薄いチタンフィルムを巻いて作られています。この部分はとても繊細で少しでも接触すればシワやヘコみが出来てしまうため
この時代のDDDのウィークポイントとなっています。現行では弾力のあるカーボンフォイルを使っているため、取扱の面で神経質だった部分がかなり改善されているようです。
残念ながら買取品についても若干触れてしまった跡がある状態でした。
The Carbonはミドルクラスに位置する、ジャーマンフィジックスの主力オーディオ製品です。
初代の登場からモデルチェンジを繰り返し、現行ではMK4となり今も生産が続けてられているロングランモデルです。
上級機のEMPERORやGAUDIよりも現実的なサイズということもあり、ジャーマン・フィジックス製のスピーカーの中ではBORDERlANDの次いで高い中古・買取需要があります。
The CarbonはDDDユニットと20cmウーファーを二基積んだ2ウェイ方式のスピーカーで、トップにDDDを配置し、キャビネット中央より少し高い位置にスリットをはさんで上下向かい合わせるようにウーファーユニットが取り付けされています。
とりあえずシステムに設置するだけで素晴らしいサウンドを広げますが、実力を最大限に引き出すにはユーザーの腕が試される気難しい部分もあります。
エンクロージャはスペースプレーンと同様の素材と製法が取り入れられており、カーボンフィニッシュは最先端のオーディオという印象を一層強く感じさせます。
兄弟機、BORDERLANDとはツキイタが木目調となっている以外にはまったく同じ構造のように見えますが、実際にはThe Carbonの方が10キロ以上重く、製法にかなりの違いがあるとのこと。
当店ではThe Carbonのみならず、ジャーマン・フィジックスのオーディオ製品は買取事例がほとんどありません!
PQSやHRSなどは特に高値買取中ですので、売却先の候補に一つにぜひ当店もお選びいただければ幸いです!