アルテックのホーム用スピーカー、830ALagunaを買取致しました。
いつもお世話になっております。2月に入りましたね!
今回のオーディオはこちら
アルテックのコーナー型スピーカーの830Aを買取させて頂きました。
アルテック初の民生用スピーカー、コーナー型820Aの後継機として発売されたのがこちらの830Aです。
業務用のボイスオブザシアターシリーズの音を崩さずに通常のリスニングレベルで再現出来るスピーカーを目指して作られた本機。
1959年の時、ホームユースのラインナップに計6種類の83xAシリーズが追加され、ラグーナはその内のトップに立つモデルでした。
830Aの特徴というと、まずはなんといっても美しいエンクロージャのデザインが目に付きますよね~!
あらゆるオーディオのリスニングルームに馴染ことをテーマに、Glenn of Californiaというアメリカの家具メーカーに製作を依頼して生まれたデザインとなっています。
Glenn of Californiaというと、日本ではあまり聞き慣れないメーカーですが、同社の有名デザイナーを起用して作られてる家具は、本国では何十年も愛用しているマニアが多いようで、ラグーナに関してもオーディオマニアとはちょっと違った層から熱い視点を集めています。
ちなみに当時830Aシステムの発売と同時にキャビネットのみの販売も行っていたようです。キャビネット単体の型名は850Aとなっています。
スピーカーユニットには511Bホーンと802Dドライバー、15インチウーファーの803Bを2発という組み合わせられています。レイアウトは820Aではウーファーが縦並びだったのに対して、830Aでは横並びとなっており、とにかくスケールの大きさに脅かされます。
日本に輸入されたオリジナルのラグーナは非常に少なく、精巧に再現された国産レプリカのラグーナも存在します。
買取となりましたお品物はエンクロージャは本物であるものの、サランネットや裏蓋ネジの交換など、一度レストアが施されている状態となっておりました。
当店では830Aをはじめ、兄弟機の832Aのコロナやその他シリーズモデルの買取事例がほとんどありません。
中古オーディオ買取専門店のハイサウンド|全国対応
アルテックの民生用スピーカーはほとんどの型が高価査定が可能となっておりますので、ご売却をお考えのオーディオがございましたら、ぜひ当店のお見積もりサービスをご利用ください!