KEF 105/3のスピーカー修理です。

こんにちは、ハイサウンドです。

今回はいつもの買取品紹介ではなく、変わったスピーカーの修理風景を紹介いたします。

今回紹介するのは、KEFのリファレンスシリーズとして1989年から1994年頃まで生産されていたスピーカー「105/3」です。

外観からしてとてもKEFらしいモデルですね。 一見3ウェイスピーカーのように見えますが、エンクロージャ内部にウーハーが2個搭載されており、さらに前面スピーカー中央に同軸ツイーターを搭載して、4ウェイ6スピーカーという構成になっています。 ただ・・・このスピーカー、メンテナンスされていない状態だと前面3つのスピーカーはゴムエッジを使用しているのに対して、内部はウレタンエッジが使用されている為、ほとんどの物が経年劣化でエッジがボロボロになった状態になっています。当店に入荷した物も見事にボロボロでした。

早速修理に取り掛かったわけですが

ボロボロのエッジ

ご覧の有様です・・・ スピーカーの中央に取り付けされている、センターカバーもウレタン素材なので朽ちてしまいます。特殊形状なのでこれもまたやっかいですね。

写真だけだとポンと簡単に取り外せるように見えますが、ここまでたどり着くのに大変な作業でした・・・。

で、抜け殻はこちら。

スピーカーユニットが外れた状態

 

内部のウーハー取り回しの為、とても面白いバッフルの形状ですね。

そして、生まれ変わったスピーカーユニット達です。

素晴らしい仕上がりだと思います。
オリジナルと同等のエッジに交換可能ですが、末永く使用できるよう、今回は独自のしなやかなクロスエッジを取り付けいたしました。

ウレタンとは音の性質は変わりますが、これにより長期間使用できるようになります。
オーディオが楽しめないんじゃ音質も何もないですからね(笑)
さぁ、取り付けていきましょう。

取り付けもまた骨の折れる作業です・・・。

下部はウーハーの他、ネットワークが取り付けられていますね。

KEF 105/3完成

完成です!

このモデルは弦楽器や声の再生に艶があり、定位も良いですね。

修理したウーハーは、弾みのある気持ちの良い鳴りっぷりです。

やはり、完全な状態になると音も気持ちの違いますね。

今回の修理は当店開業以来お世話になっている、スピーカー修理のプロショップHKFY LINE様にお願いし、修理内容の一部を紹介させていただきました。

ただエッジを張り替えるのではなく、スピーカー本来の性能・音質を蘇らせる、プロならではのノウハウと技術で、とても素晴らしい仕上がりです。

もちろん、エッジ修理の他にも様々な症例に対応可能となっております。

ホームページにて、全国のスピーカー修理依頼も受け付けております。

スピーカーの故障でお困りのお客様は是非、お問い合わせください。

また、合わせてハイサウンドのこともよろしくお願いしますね(笑)

お電話や査定のご依頼は年中無休で受付しておりますので、どしどしお申し込みくださいね~!

 

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